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止めどなく降る雪は、天から無数に舞い降りる純白の蜘蛛の糸のよう。

氷を削るノミの音が止むと、シンシンと雪が地上に吸い込まれていく音
が聞こえてくる。

時折、背後に天守閣の視線を感じる。

「今年もやってきたな、松本城 氷彫フェスティバル」
 彫士は振り向かずに、天守閣に答えた。


"見どころ"のひとつ、第一日目夜の氷彫刻作成風景をご紹介します。
毎年1月開催の「国宝松本城 氷彫フェスティバル」は2日間に渡り開催される。
開催第一日目の夜から翌日夜明けまでの間、氷彫刻の作成風景を見ることができます。

   

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"こうこう"たるライトに照らされ氷の塊は  
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明かりをたくさん含み宝石のように輝く。
氷は次々と松本城内堀を取り囲むよう積み上げられる。
午後六時半、国内外から参加した選手たちが
夜明けまでの12時間25チームに分かれ作成に入る。

 
各チームに氷のかたまりがフォークリフトで分配されると、一斉に作成に取りかかる。
氷を積み上げる。削る。彫る。自分との戦いが今幕を開けた。




   

弐千四年 壱月 十七日  
「国宝松本城氷彫フェスティバル」
城と氷彫刻のコラボレーションは
他に類を見ないめずらしい光景。
今回で十八年目となる。

 
作業用の照明をいっぱい吸い込んだ氷は、まるで宝石のように輝く。
熱気に満ちた選手たちを、天守閣が静かに見守る。




















氷に魂が吹き込まれ "生" が宿る。
氷の花鳥風月、城を守るよう並ぶ。





松本城「太鼓門」  
光あふれる氷彫刻が
幻想的な夜を創りだす。
旅人を引き付けて止まない
信州 「松本城」




彫刻作成中に、雪の降るなかたくさんの方々の暖かいエールをいただきました。
特設ステージでは各種コンサート。 夜店のあったかい豚汁やしるこを、氷製のテーブルで。 明日は更にたくさんの人で賑わう。子供たちのためにカーリング、氷の滑り台を作成。





   
第18回 国宝松本城氷彫フェスティバル
テーマ「子供たちへの贈りもの」〜松本城を世界遺産に〜

主催:第18回国宝松本城氷彫フェスティバル実行委員会(構成団体/松本市、松本市教育委員会、松本商工会議所、他)
協力:全日本司厨士協会長野県本部松本支部、長野氷彫倶楽部







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